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インテリアは生活そのもの・・・であるべき

テーマ コラム /October 30, 2002

近年のインテリアブームは私としても大歓迎。テレビでもワイドショーのひとつのコーナーとして1日に何度も放送されたり、リフォームなどはひとつの番組として十分成り立っている。スカイパーフェクTVでは「リフォームチャンネル」もできてしまったほど。その中でも、番組中で依頼を募って、インテリアの専門家が生活感たっぷりの家に大胆なメスを入れ、同じ部屋とは思えないコーディネートで、それに感動した奥さんが涙を流す・・・というパターンがすっかり定番になってしまった。なるほどこれは良くなったと思うインテリアも多いが、中には「こりゃそば屋みたいだ」とか「洋風居酒屋か?」と思うような、なんというか、地に足のついていないコーディネートも見受けられるのが気になる。

住む人の生活と一致していないインテリアは気持ちが悪いものだ。きれいな生活感のないインテリアより、こたつの周りにものが散乱していた方が落ち着く人も多い。しかしインテリアが生活を変えることも事実。ちょっと背伸びしたインテリアは気持ちが変わり、生活もワンランクアップする。これを続けることが大事なのである。部屋の中の、今まで気にもとめてなかったものに注目する。それにこだわってみる。するとその隣のものが気になってくる。そうしてるうちに部屋全体のものに意識が行くようになる。いらないものが見えてくる。掃除するようになる。料理するようになる。どういう生活をしたいかが見えてくる。インテリアは生活そのものなのだ。汚い部屋を「生活感たっぷり」と表現したが、インテリアは生活感があるべきなのだ。生活感のない部屋でも、生活感のない生活?をしている人が住んでいるのと、そうでない人が住んでいるのとでは、見ればすぐにわかってしまう。また最近はスタイルにこだわる人も多いが、部屋の隅々まで意識が行っているインテリアはモダンでも、シンプルでも、カントリーでも・・・スタイルを問わず気持ちがいいものである。重要なのは「意識」がどこまで高まっているか?だ。

東京はインテリアイベント真っ盛り

テーマ コラム /October 17, 2002

 東京では現在インテリアイベント真っ盛り。ミラノの巨大なコンベンションセンターで家具見本市サローネが開催されているときに、それに関連して周りのインテリアショップやギャラリーで多くの展示やパーティーが開催されるのをまねて、東京でインテリアイベントが開催されるようになったのは「東京デザイナーズサタデー」が最初でしょうか?当時晴海にあった国際展示場で「東京家具見本市」はあったものの、ヨーロッパの家具見本市とは規模も盛り上がりも内容もなんか違ってて、当時IDEEやアルフレックスなどヨーロッパの香りがするインテリアショップを無料バスで自由に巡れる「東京デザイナーズサタデー」は画期的。その名の通り土曜日1日だけでしたが、友達とわくわくしながら廻っていました。

 それから10年たって、こんなに日本のインテリアシーンが盛り上がるとは!いまでは「趣味はインテリアショップ巡りです」なんて若者も多いですが、10年前には「なにそれ?」って感じですね。

 けれども、盛り上がっているのは日本だけではないのです。インテリアを中心に世界はまさにデザインブーム!。ミラノサローネでもサテライトイベントが充実したり、イギリスでは「100%DESIGN」が開催されるようになったり、新聞か何かで読んだのですが、イギリスでは今一番なりたい職業の1位が「デザイナー」だとか。

 それと同時に起こっているミッドセンチュリーデザインブーム。皮肉なことに新しいものには全く興味を示さない人も増えました。少し前から騒がれてきた「デザイン」の行き詰まり感は、いよいよ深刻になってきたのか、有名なデザイナー達もそれを意識したデザインや、過去の作品のリ・デザイン的な作品が多く見られるようになりました。

昨年あたりからは目黒通りに増えたユーズドインテリアショップ達も同時にイベントを行うようになり、新しいものから古いものまで、まさに東京はインテリアイベント一色!

ゴミのようなデザインの新商品も困りものだが、数年前まで捨てられていたような家具が、雑誌に取り上げられたとたん何十万円もする中古家具も困りもの・・・

これからは新しいもの、古いものにこだわらずに、しっかりとした自分の価値観でインテリアを楽しむ、そんな人が増えていくのでしょう。


なんて言って、僕自身、去年はあるインテリアショップで一緒にイベントをやったが、今年はなにも見に行ってません(笑)これじゃいかんな・・・・!
No.2