Monstera Encylopediaモンステラ百科

Monstera Mania

Transplanting育て方・植え替え

置き場所・日光

モンステラは強い植物と言っても、熱帯植物です。やはり暖かいところ、特に冬は注意しましょう。あまり寒いところに長時間おくと、さすがに葉が黄色くなって枯れてしまいます。最低でも3度以上は必要なようです。また、夏には逆に直射日光に注意しましょう。常に葉に湿度をあたえられるようならまだいいかもしれませんが、じょうろで水やりする程度なら、強い直射日光は葉が日焼けし、しおれてしまいます。『冬は日向の暖かいところ』に、『夏は半日陰の風通しのよいところ』というところです。すこしずつ日に当てて、葉肉を厚くすれば、外でも育てられるようです。

という記述がおおいですが…
僕が住んでいるのは東京ですが、ベランダで冬越しさせてます。
夏場は直射日光をガンガン当ててます。実感としては半日影がいいという記述よりは、当てるほどよく育つ感じです…。(黄色く日焼けする葉も一部あります)冬は何度も雪がかぶっています。枯れることはほとんどありません。ただし、雪がかぶったあとは、葉が枯れるパターンが多いです。その場合でも茎は生きていて、また暖かくなると葉がどんどんでてきます。
マンションの場合、どうしても部屋の奥まで日が当たらない場合が多く、部屋の中だけで育てると、ひょろひょろに徒長したモンステラになりやすいので、ベランダで上部に育てて、部屋に飾る、というやり方をしたりします。ちょっと面倒くさいですが、部屋に置く鉢と、ベランダとを、ローテンションしていくといいかもしれません。
あまり大きくなると、腰に危険なのですが…。

水やり

次は水やりです。一般によく言われているのは『冬は一週間に一回程度。夏は土の表面が乾けば毎日でも。あげる時は鉢の下から水があふれるほどたくさんあげる』というものです。しかし、僕の場合は冬はほとんど水をあげません。ほとんどほったらかしです。それでも、枯れたことはありません。反対に夏はどんどんあげます。時々外に出して、葉っぱにも水をかけてあげます。霧吹きなどでもいいでしょう。しかし、あまり土が乾かないうちに水をあげすぎるのは、根ぐされにもつながりかねないので注意しましょう。

スパルタ!

長年「モンステラマニア」なんてWEBサイトをやっていますが、僕自身は無精な性格…。こまめな手入れや肥料やりなどが苦手です。そんな僕でも楽しめるのがモンステラ。水やりの目安は「しおれてきたら」。肥料は基本やらない。伸びたら切る。こんな感じです。手入れに追われず、その時々のモンステラの形を楽しむ。園芸家などから怒られそうですね…。なので、それをおすすめしているわけではなく、そんな人でも楽しめますよ、ということです。知り合いには、こまめに葉水や肥料をあげて、見事なつやつやの葉っぱのモンステラを育ててる人もいます。それを見ると、時々反省します…。

植え替えどんどん大きく育てたい場合は、大きな鉢に植え替える必要があります。キープしたい場合でも、ある程度大きくなると、根がいっぱいになって、根腐れをおこすことがあります。売っている時は、2~3株がひとつの鉢に植えられている場合が多いので、根が窮屈になりがちです。そんなときも大きな鉢に植え替えたり、一株ずつわけて植え替えたりした方がよいでしょう。
また、つる性の植物なので、普通に成長していくと自立できなくなります。仕立てのコーナーは別に設けましたので、そちらをご覧いただき、こちらでは、主に植え替えと切り戻しについて解説します。

まず古い鉢からモンステラを抜きます。絡み合ってる根っこをそっとほどいて、きれいに土を落としましょう。古い土はできるだけ落とします。
新しい植木鉢の底に軽石や、ゴロ土を入れたあと、土を入れます。この土はできるだけ水はけのよい土でなければいけません。鉢植えで売っているモンステラには、あまり良い土ではないものもよくあるので、そんなときも植え替えましょう。赤玉土3に腐葉土1の割合・・・なんて記述も多いですが、観葉植物用の土として売っていれば、大体大丈夫でしょう。次に伸びすぎてきた場合の「切り戻し」についてです。
切り戻しはモンステラを増やすチャンスでもあります。下記の図のように、適当な部分で茎を切り分けます。一番上の部分はそのまま別の鉢に挿して(天差し)育てられるので、その部分のみ、バランスを見て切ると良いでしょう。他の部分の茎は、5cmくらいの長さもあれば充分芽と根が出ます。小分けにした分だけモンステラを増やすことができます。簡単ですので是非挑戦してみましょう。

一番簡単なのは、小分けに切った茎を水につけておけば、根が出てきます。根が出たところで土に挿しておけば、芽が出始めます。これでOK!そちらのほうが確実ですが、僕の場合、切った茎をそのまま土に挿したりもしています。結構それでも育ちます。一番下のもとの鉢の部分は、全く葉のない状態になります。しばらくすると茎のある部分から別の芽が出始めますので、そこから大きくなります。

枯れたと思っても、あきらめない

買ってきたあとや、植え替えたあとは、葉が黄色くなってどんどん枯れていくことがあります。環境がかわると、時々元気が無くなったりするのですが、モンステラは強靱な植物です。幹がまだ青ければ、じゅうぶんに復活する可能性があります。たとえ葉っぱが全部なくなっても、再び芽が出てきます。何故枯れてしまったのか、原因を突き止め、適した環境にしてあげれば、きっとまた芽が出てくるでしょう。

セラミス(ハイドロカルチャー)や水栽培で育てる

植え替えの時に、セラミスやハイドロで育てる方法に切り替えるのも手です。あまり大きいものは無理ですが、小さいものなら、じゅうぶん育ちます。ミニマは特におすすめです。セラミスは、清潔感があるだけではなく、鉢の下穴がいらないので、植木鉢の選択肢が大幅に広がります。グラスやカップ、陶器の器、花瓶のような器状になっているものなら何でも植えることができるので、インテリアにあわせて好きなものに植えて楽しみましょう。また、最近はサボテンや多肉植物、大柄の木なども水耕栽培で育てるのが流行しています。根の綺麗な形も楽しめ、水の透明感とあいまって、インテリアとしてもてはやされています。モンステラを水栽培している人はあまり見かけませんが、挑戦してみてもおもしろいのでは?

好きな形に育てる

モンステラはどんどん伸びる植物なので、育てていると、伸びたら切るの繰り返しになります。もし広い部屋で育てているなら、伸ばし放題でもいいでしょう。とにかくひとつの形を維持することはできません。そこで、切る、伸ばす、植え替えるを駆使して、その時々のかっこいい形を追求するのもいいでしょう。どんどん伸びるので失敗も気になりません。いろんな仕立てに挑戦してみましょう。仕立ての参考例は、「仕立てコーナー」で。